個人面接やグループ面接に代わり、最近では特に新卒採用の中で、グループディスカッションやグループワークなどが取り入れられ、選考手法として定着してきました。これらの選考手法は、組織の中で発揮される「協調性」や「リーダーシップ」などを評価しやすい、また、効率的に選考を進めることができる、などのメリットもありますが、一方で選考手法としての限界もあります。特徴とメリットをよく理解した上で選択すれば、効果的な採用活動を実現できます。

4~8名程度のグループで、あるテーマについて自由に議論させることにより、その発言の仕方や議論への参加の姿勢などから、行動特性や能力を評価するための選考手法。

個人面接やグループ面接のように、候補者が質問に対して(予め準備してきた)答えを述べるのではなく、グループで自由に議論する形式のため、参加メンバーの能力、志向、その場の雰囲気等に合わせて、周囲の状況に臨機応変に対応する様子を評価することができます。
| グループディスカッション | 個人面接・グループ面接 | |
|---|---|---|
| 効率性 | 一度に最大8名程度までの選考が可能 | 集団面接の場合は最大4名程度 |
| 評価できる 基準 |
積極性、リーダーシップ、協調性など、人との関わりや組織において発揮されやすい行動特性、能力 (ただし、発言内容に注目するケースもある) |
特に制限はない |
| 面接官の質問 スキル |
面接経験(質問スキル)が無くても、運営方法を理解することである程度の評価ができる。面接初心者でも対応が可能 | 評価するためには、ある程度の面接経験や質問スキルが問われる |
| 準備の手間 | 進行手順やテーマなど、予め運営のための準備が必要 | 面接官に質問スキルがあれば特に準備は不要 |
| その他 | 運営手順をマニュアル化、標準化しやすい | 属人的なスキルに頼りがち |
