面接官トレーニング公開講座

部長に教えよう!面接のマナーとルール

ウェブコンテンツや説明会のプレゼン内容の企業による差が少なくなってきたここ数年、「面接官など実際に出会った社員を見ていきたい会社を選ぶ」という学生が増えています。またネットに情報がすぐに公開される時代ですので、面接官の対応の悪さが書き込みにつながり、企業の採用ブランドに大きな影響を及ぼすことも・・・。
そのためこれからの面接においては、「見抜き」という視点だけではなく、「候補者満足」という視点も同じくらいに重要になってきています。
ちょっとしたマナーやルールを徹底することで、企業イメージや採用ブランドの向上をはかることができ、また翌年以降の採用活動にも良い結果をもたらすことができます。

!改めて確認しましょう!面接のルールとマナー

check1.ビジネスマナーの基本を忘れずに、顧客満足を意識して接する。

  • ・候補者と面接官、立場は50/50のお見合いの場です。
  • ・不合格者でもファンになってもらえるような対応を心がけましょう。

check2と3.候補者には誠実、公平に接し、奢らない。

  • ・威圧感や緊張感を与えても、企業イメージを損ねるだけで、その場での対応力しかわかりませんし、その再現性は確認できません。
  • ・面接官の色眼鏡である先入観と固定観念の多さに反比例して、面接時間が短縮されます。

check4.候補者の話に傾聴し、できるだけ多く話してもらう。

  • ・候補者のことを深く理解することが面接の目的です。
    ・できるだけ候補者から多くの話を引き出しましょう。説教は厳禁です。

check5.プライバシーや基本的人権に関わる質問はしない。

    【質問すべきでない事項】
  • ・本人の本籍地、出生地、生い立ち等
    ・家族の職業、勤務先、収入、地位、学歴、人柄、続柄等
    ・家庭の資産状況、住居状況、家の所在地や環境等
    ・思想、信条、宗教、支持政党、尊敬する人物、愛読書(新聞、雑誌等含む)
    ・障害者差別、性差別、部落差別、外国人差別につながるもの
    ・本人の容姿、スタイル、服装
    ・その他面接とは明らかに関係のない私的な事項
御社では、面接の場面でこんな光景が繰り広げられてはいませんか?あるいは、面接官としてこんな経験はありませんか?
check list
解 説

実際の学生の声を拾ってみました!(みんなの就職活動日記・ムカムカ体験談より)

1.何人もの面接を連続で行うため、疲労感を感じたり、眠気がおそってきたりすることがある

5対1の面接でのことなのですが・・・(中略)足と腕組んで、椅子の背にもたれて、目閉じてたんですよ、その面接官。本当に寝てるのかどうかはわかりませんでしたけど、その態度ってないのではと思いました。

ある地方の○○での最終選考でのことですが、最後の役員面接での役員の態度が悪くて(中略)最悪でした。まず、脚を組み、肘を付き、挙句には寝てるのでは??と思うような態度でした。何と言うか、採用活動に対する真剣さが感じられませんでした。(中略)私は、その最終で落とされてしまいましたが、このような企業、こっちからお断りです!!  辞退する手間が省けたと思って、切り替えます。

2.ストレス耐性を見るためには、圧迫面接が有効だと考えている

(部分抜粋)一度圧迫面接らしきものを受けました。「君の~なとこがどうも邪魔だね、うち向いてないよ」「圧迫面接だって思ってるでしょう?」「最近の学生は困るんだよね。圧迫面接する企業名をインターネットで晒して、最低だのなんだの書くんだよね。自分の能力は棚にあげて」「学生はお客だから圧迫面接はイメージダウンでしかないと思ってるんだろうけど、私たちの会社が君達なんかと取引するようなことはあり得ないからね」びっくりしました。普通なんですか?

3.面接開始後、2~3分でだいたい合否についての勘がはたらく

ある企業の最終面接での話。そこの企業での最終は集団面接(学生6人、人事2人)でした。最終の一つ前の集団面接(学生4人、人事2人)より学生の人数は多いし。時間は1人5分くらいだし。さらに、聞いてくることは就職活動の状況オンリー。なぜか、ものすごい圧迫面接。(中略)学生のほうからすればものすごい感じが悪いです。今までのGDや面接では何を見てたの?って感じやし。(後略)

いざ面接!となり、私が1番手だったのですが、入室してビックリ。役員の名札は3枚あるのに、目の前にいるのは2人。1人足りません。そのことに対して何の説明もなく、面接が始まりました。始まってもいっこうに現れない3人目の役員。しかもその3人目の役員こそ、私が希望していた部署の部長でした。結局、終了1分前に何も言わず入ってきて、質問もなく履歴書もほぼ見ず、役員面接終了。3日後、見事に落ちました。合否の連絡の時、人事の方から「人事としては推したのですが、〇〇部の部長(遅れてきた役員)が納得されず…」みたいな事を言われて、あーね…と思いました。希望部署の部長から弾かれたんじゃあしょうがないですね。人事の方が気をつかってくれていた分、ショックは多少和らぎましたが、やはり少し納得できないです。

4.学生に(アドバイスのつもりで)思わず説教してしまったことがある

初めて受けた面接が最悪だった!(中略)営業はね、厳しいんだよ。女の子はちょっとねぇ~みたいな。秘書とか、総務のほうがいいんじゃないかな~?とまで言われた。私が何を希望しようがお前にはかんけいないだろ!!誰もアドバイスなんか頼んでないし。(中略)あんな偏見のかたまりのおやじに面接任せる企業に問題あると思った。でも、その企業がこんなものなんだと分かって良かったかも。メーカーだったので、イメージかなり落ちました。

某○○メーカーの二次面接。説明会ではニコニコ話していた優しそうな人事部長が相手。しかし、面接に入ると態度が一変、人を見下すような目線、私の言うことアピールすることをほぼ真っ向から否定。(中略)「君は中途半端な人だ。」「それじゃ親が悲しむね。」「君はいじめられたことあるタイプだね(図星…)。」「そんなんじゃ社会に通用しない。人生の先輩としてアドバイスしてやるよ。」と、面接時間約20分のうち15分は説教。おまえ、何様だ!!面接官が厳しい攻めをして、その人の対応力を見るっていう意図はわかっても、限度ってものがあるでしょ。もちろんこの会社落ちたけど、こんな面接やってたら誰も入りたいと思わへん。本当にムカつく面接でした。

5.人を評価するにあたっては、親の職業や兄弟の有無を聞くことで、ある程度判断が可能

先日受けた○○に本社がある某大手メーカーの面接で、家族構成について聞かれました。
(中略)こんなに無神経な面接官って本当にいるのですね。

最初の質問が家族構成は、お父さんはどこに勤めているのでした、「はっ」と思いました。それから部署はとか?何歳?それから、学歴とか、私は浪人していたのでそれについて聞かれました(中略)
本当にむかつきました。面接官が年配だからかも…昔の面接は、そういう形式だったよと、母に言われました。

いかがでしょうか。いずれも学生の生の声です。相手を尊重するスタンスは、ビジネスの商談や交渉場面と同様に特に重要です。

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